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フリーランステストエンジニアに求められるポイント

求められる6つのポイント!

フリーランスのテストエンジニアに向いている人とはどのような人なのでしょうか。テストエンジニアの実態をふまえて6つポイントをご紹介します。

求められる6つのポイント!
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テストエンジニアに必要な要素

まずご紹介する3つのポイントは、「ストイックさ」「丁寧さ」「コミュニケーション力」です。テストエンジニアにはストイックさが求められます。システムをちょっと動かしてみて動けばOKではなく、バグが出るまで動かすぐらいの気持ちでしつこくテストに臨める人はテストエンジニア向きといえるでしょう。
繊細さが求められる作業が好きな人や、丁寧な作業が得意な人もテストエンジニア向きです。プログラミングに関する知識を持たない人でも、WordやExcelなどが普通レベルに使えればテストエンジニアとしての仕事はできます。Wordなら報告書の作成、Excelなら四則計算や基礎的な関数は、未経験者でも必須となるスキルです。
テストエンジニアの仕事にもいろいろな分野があるので、面接でテストエンジニアとしての経験をアピールする場合には具体的な説明が必要です。専門知識が浅い初心者や未経験のテストエンジニアに最も必要なのはコミュニケーションスキルです。あいさつや返事をハキハキとすることはもちろん、伝えるべきことをはっきり伝える意識や聞くべきことはためらわずに聞くことも、テスト業務を進めていく上で必要なことです。

テストエンジニアが現場で求められること

次にご紹介する3つのポイントが「報・連・相」「バグに対する問題意識」「思い込みへの注意」です。テストエンジニアだけでなくすべての仕事に通じることですが、報・連・相は丁寧に行うようにしましょう。テストの経緯や結果は知らせないと対処ができません。問題を見つけたら自分の頭の中だけで処理せずに報告しましょう。どうしていいか迷ったらしかるべき立場の人に相談してください。どんなに小さな問題であっても自己判断で解決せず、報・連・相を徹底する習慣をつけましょう。
正しい報告ができるよう、詳細な記録をつけましょう。気になる動きを見つけたら何度もテストを繰り返します。バグが確認されたのが1回のみでその後は正常に動いている場合でも、1度出たバグを問題視する意識を持つことが大切です。システムが製品化され世に出てから重大な問題が発見されると、責任問題に発展しかねません。
テストエンジニアにとって思い込みは厳禁です。「きっと大丈夫だろう」とか「普通こんな使い方でバグは出ないだろう」という先入観を持ってテストをしていると、重大な問題を見落としてしまう可能性があります。テスト中はいつどんな問題が発生するかわからないという緊張感を持ち、さまざまな角度からバグの可能性を疑うようにしましょう。そうすれば、思いがけないバグを発見してトラブルを防ぐことができます。